お金を借りる前に!知っておきたい制度:訪問介護療養費について

在宅での療養には、直接的、間接的にお金がかかります。お金を借りる前に、少しでも費用を軽減させるために、利用できる制度を知っておきましょう。

 

訪問介護療養費は、難病患者などが、医師の指導の下に訪問看護ステーションを利用する際に、その費用が現物支給されるものです。訪問介護療養費の額は、厚生労働大臣が定める基準に従って算出した額から、利用者が負担する基本利用料を引いたもので、保険者が被保険者に代わって事業者に対して費用を支払い、利用者は1〜3割の基本利用料を事業者に直接支払います。

 

該当するのは、難病患者の他、末期がんで自宅療養を希望する人、重度の障害がある人、脳卒中などで寝たきりの人などです。利用の仕方は、医師に申し込み、医師が訪問看護ステーションに指示を出します。患者や家族は、医師から「訪問診療指示書」をもらって、直接、訪問看護ステーションに申し込みます。利用できるサービスは、病状観察、清拭、入浴介助、食事や排せつの介助、床ずれの手当や予防、リハビリテーションなどです。利用の際には、被保険者証を提示して、利用料を支払います。

 

訪問介護療養費の基本利用料は、高額療養費の対象になりますので、1ヶ月あたりの一定金額を超えると払い戻されます。